郵便局の新しいスタート

郵便局が民営化によって民間企業としてのスタートを切った。
物販などに進出できるようになり、利便性の向上が期待できるが、
過疎地での分社化によるサービス低下の不安も存在する。

初日は、内部管理システムでミスが発生して
貯金受け入れの一部に影響が出たようだが、大きな混乱は無かった。

郵政民営化による分社化で、郵便局窓口の区分けが明確になった。

郵便局のカウンターは
  「赤」・・・郵便事業会社
  「緑」・・・ゆうちょ銀行
  「青」・・・かんぽ生命

従来は1人の職員が兼ねていた複数業務の掛け持ちが出来なくなる。
このことが、過疎地でのサービス低下が叫ばれる最大の理由です。

いままで気楽に請け負ってくれていたことを
いきなり行わなくなってしまうのだ。

頭では理解できても戸惑いも多くなることだろう。

切手やはがき以外の販売も出来るので
既にローソン、コクヨと連携したポスタルショップも誕生している。

自動車保険の取り扱いも始まった。

ただ目立つのは、手数料の値上げだ。

特に少額送金に利用されることの多い「定額小為替」の
10円から100円への手数料の値上げには納得できない人も多いだろう。

郵政民営化によるメリットとデメリットは今後も出てくると思います。
民営化により、競合他社とのサービス競争も期待できます。

どこのどのサービスを利用するかを選択するのは私たちです。
より良いサービスの選択をしたいものですね。