簡易保険

郵政民営化後の「かんぽの宿」について

【Q】郵政民営化後、かんぽの宿はどうなるの?
【A】運営会社が変更になります。

民営化による簡易生命保険法の廃止に伴い「かんぽの宿」は
(株)かんぽ生命保険ではなく、日本郵政(株)が、一般の旅館やホテルとして引き継ぎます。

【Q】利用料金や利用申込みの方法はどうなるの?
【A】以下の通り、若干の変更があります。

簡易生命保険に加入していなくても、利用料金の加算が無くなります。
料金は現行を維持する予定です。

民営化後は、誰でも利用日の6ヶ月前の月の初日から
希望施設へ電話等で申込みをします。

【Q】簡易生命保険加入者の確認はありますか?
【A】ありません。

民営化後は、優待価格が廃止されるので、
簡易生命保険の加入の確認をすることはありません。

ただし、「かんぽの宿メンバーズカード」については、
宿泊ポイントなどの特典を引き続き利用することが出来ます。



簡易生命保険契約はどうなるの?

【Q】各種の請求や手続きはどうなるの?
【A】特別な手続きは必要ありません。

簡易生命保険契約の各種請求や手続きは
郵政民営化後も、引き続き全国の郵便局の窓口で取り扱われます。

【Q】保険証書保険料領収帳はどうなるの?
【A】そのまま利用できます。

「郵政省」、「総務省」、「日本郵政公社」と書かれていますが、問題ありません。

【Q】通常郵便貯金からの保険料の振り込みはどうなるの?
【A】特別な手続きは必要ありません。

簡易生命保険契約の保険料年金の受取を通常郵便貯金で行っている場合
自動的に、ゆうちょ銀行の通常貯金から保険料の引き落とし年金の受取が可能です。

他の銀行を利用している場合も、特に手続きは必要ありません。

【Q】民営化後の簡易生命保険契約の契約変更はどうなるの?
【A】保証内容を大きくする契約変更が出来なくなります。

民営化により簡易生命保険法が廃止されるため
民営化後は、新規に簡易生命保険に加入することおよび
保証内容を大きくする契約変更が出来ません。

主な変更不可となる保証内容、特約は、
変更増額、同種増額、保険期間延長、払込期間延長、介護割増年金額の増額など

【Q】民営化前に加入した保険の政府保証はどうなるの?
【A】契約が消滅するまで継続します。

民営化の際に、保険契約の管理業務が管理機構に引き継がれ管理されます。
保険金等の支払いについての政府保証も、契約が消滅するまで継続します。

【Q】加入限度額はどうなるの?
【A】被保険者の1人あたり1000万円までです。

失効した簡易生命保険を復活させる場合も同様です。