郵便貯金はどこへ

【Q】郵便貯金は、どこに引き継がれるのですか?
【A】定期性貯金と通常貯金で承継先が異なります

郵政民営化前に預けた郵便貯金は、郵政民営化で定期性の郵便貯金と
通常の郵便貯金に分けて引き継がれます。

[定期性の郵便貯金] ---> (承継先)郵貯・簡保管理機構

・定額郵便貯金
・定期郵便貯金
・積立郵便貯金
・住宅積立郵便貯金
・教育積立郵便貯金
※満期となった貯金を含む

[通常郵便貯金など] ---> (承継先)ゆうちょ銀行

・通常郵便貯金
・通常貯蓄貯金
・郵便振替口座の預かり金

◆郵便貯金の払い戻し、各種手続きはどこへ

堅い話をすれば、業務委託や再委託とかという話になりますが、
簡単に言えば、いままでと同じ郵便局で取り扱って貰えます。


【Q】通帳、証書、キャッシュカードは、どうなるの?
【A】引き続き利用することが出来ます。

郵政民営化後も、引き続き利用することが出来ます。

◆郵便貯金総合通帳、通常貯蓄貯金通帳

現在の通帳で、ゆうちょ銀行の通帳として利用できます。
余白が無くなってから新通帳に切り替えます。

但し、総合通帳で担保定期・定期貯金を利用中で、
ICキャッシュカードを持っていない場合は、新通帳への切替が必要です。

◆キャッシュカード(ICキャッシュカード・共用カードを含む)

郵政民営化後も、いままで通り利用可能です。

◆積立郵便郵便貯金通帳・住宅積立郵便貯金通帳・教育積立郵便貯金通帳

郵政民営化後も、郵貯・簡保管理機構の通帳として
引き続き預け入れおよび引き出しが出来ます。

◆定額・定期郵便貯金証書

郵政民営化後は、郵貯・簡保管理機構の証書として払い戻しのみ可能。

◆財産形成定額郵便貯金証書

郵政民営化後も、引き続き預け入れ払い戻しが出来ます。
民営化後の最初の預け入れの際に、ゆうちょ銀行の貯金証書に切り替えます。